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【要約】ゼロ秒思考~頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング~

ビジネススキル
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先日このようなツイートをしました。

 

今回はゼロ秒思考について、私が重要だと思うことをざっくり要約して解説します。

考えが深まらず、モヤモヤしている
考えてみてみるが、堂々巡りになって考えがまとまらない

このように悩むときはありませんか?
自分の考えを深めてまとめること、そしてそれらを伝える難しさは仕事においても私生活においても直面する悩みだと思います。

今回紹介する「ゼロ秒思考」は深く考えることについて悩んでいる方には必ず参考になるはずです。

このような方の参考になれば幸いです。

ゼロ秒思考をざっくり知りたい人。
ゼロ秒思考を購入を考えている人。
・素早く思考することについて具体的に知りたい人。

 

 

Contents

ゼロ秒思考」の要約

ゼロ秒思考とは?

ゼロ秒思考とは、瞬時に現状を認識をし、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定することです。

目指すことは、迷っている時間はゼロ、思い悩んでいる時間はゼロ。

仕事という場面で言い換えると、素早く情報収集をし、全体像を考え、代替案を立案し、比較検討し、決定後は強力に推進するを目指します。

こんなことを瞬時にできる思考法って身につけられるならすごくないですか?

本書はこのゼロ秒思考の考え方に加えて、ゼロ秒思考を鍛える「トレーニング方法」がとにかくわかりやすく解説されています。本書を読んで学んだら、まず何より実践してみましょう!

人はなぜ悩んでしまうのか?(情報から課題解決まで)

そもそもなぜ人は悩んでしまうことがあるのでしょうか?
それは、人の情報から課題解決までのプロセスが関係しています。
情報から課題解決までのプロセス
①情報
:例えば、仕事に置けるトラブル、何気ない会話など
②感情:情報を得たときに人はまず感情を抱く。だが、感情を押し殺すと感情が起きにくくなる。
③思考:感情を抱いたあとに情報に背景や状況を考えるようになる。(なぜを考える)
④整理:考えた背景や状況を基にメリット・デメリットなどを比較する。
⑤仮説:整理した上で仮説を立てる。
⑥解決:仮説をもとに課題解決を実行する。


悩んでしまう要因は②感情〜④整理に置ける自分の状況や考えを整理できていない
ためです。

上記ステージから悩みのパターンは3つに分類されます。

ずっと我慢している(情報→感情、情報に対して感情を認識できない)

人は情報を受け取ったときまず感情を抱きます。
多くの人が情報に対して自分の感情を認識できない、もしくはシャットダウンしています。

自分の感情に気づけないとどうなるか?
感情を押し殺すと感情が起きにくくなり、限界を越えて感情を爆発してしまう可能性があり非常に危険な状態です

ずっとモヤモヤする(感情→思考、なぜが考えることができない)

情報を受け取り感情を抱いたあとは、思考を始めます。
このときに自分の抱いた感情を認識しますが、感情に対して思考がまとまらず、モヤモヤ悩んでしまうことがあります。これは、情報に対する背景、情景まで考えが及ばないことが原因です。

考えが堂々巡りになる(思考→整理、考えが散らばり整理できない)

情報~思考までできて、思考の整理ができないと堂々巡りになってしまいます。
各ステージにおける自分の状況や考えを認識できていないことが原因となり、思考によって考えたアイデアのメリット・デメリットを比較することができていないためです。

ゼロ秒思考を鍛えるメモ書き

悩みの要因は各ステージに置ける自分の状況や考えを整理できていないためです。

本書では、その解決策として、考えたいこと(タイトル)に対して、思いついたことを1分間で1ページに4~6行、各行20~30字書くトレーニングを推奨しています。そうすることで、暗黙知がハッキリとした形となるからです。

つまり、このメモトレーニングの作業は、思いついたことを紙に書きだし、感情や思考を言葉に変えます。
次に、それを見ることで客観的に自分の頭の中を整理できるようになります。
そして、その思い付いたものから、解決に役立ちそうなものを選び、集中して行動することで課題の解決が進みやすくなるのです。

上記以外に、紙やペン、タイトルの付け方、よくある質問に対する答えなどメモ書きが確実に実践できるように具体的に書かれています。また、どういうことを考えていったらわからない人向けに、日頃悩みそうなことをタイトルにまとめているので、まずはそれらを参考に始めてみるのもいいでしょう。

ゼロ秒思考を鍛えるためにメモ書きを実践して感じること

ゼロ秒思考に書かれているトレーニングを私なりにアレンジして実践し、感じている効果は以下の通りです。

Mindmeisterを活用して以下を意識して取り組む。
 ①1分間の時間制限
 ②思いつくままに書く
 ③ファイリング→似たような考えはフォルダを分けて保存

ダラダラ考えなくなる

1分間という制限を設けて行うので、ダラダラと考えなくなりました。
アイデアはその時々に来るものなので、その場で思いつかなくても何度でも同じことについてメモ書きを実践していくことを強くおすすめします。

また、1分間だけなので習慣化しやすいです。習慣化については以下記事を参照ください。

【要約】複利で伸びる1つの習慣
「複利で伸びる1つの習慣」を解説しました。 実際に購入を検討されている方やポイントを知りたい方の参考になれば嬉しいです。

客観的に捉えて思考の整理に役立っている

最初はなかなか自分の感じていること、考えていることに対して言葉が思いつきません。
しかし、やってみるということが一番重要で、回数を重ねるごとに言葉が出やすくなってきて、自分が何を感じ、なぜそう思うのか客観的に捉えることができるようになってきました。

一例として記事作成時に以下のようにメモ書きしてます。

このように言語化することで、客観的に捉えることができ、思考が整理できて、自分のしたいことや課題解決に向けた行動を集中して取り組むことができるようになっています。

メモ書きによって自己肯定につながる

メモ書きであるので、誰かと対面せず世間体などを考える必要ありません。
そのため、素直に自分という存在、個性を認識することができるので、自己肯定につながっていると感じます。

最後に

今回はゼロ秒思考解説しました。
本書を読んだときに浮かんだ言葉があります。

I do not seek, I find.(答えは自分の中にある)/パブロ・ピカソ

課題にぶつかったときに何か解決策がないか闇雲に情報を集めてしまい、結局どれがいいのかわからず、情報に溺れてしまうことがあります。

そうならないためにも、まずは自分が何を感じ、考え、どういう状況にいるのか、客観的に捉えて整理することが重要です。それらを身につけるために本書で紹介されているメモ書きをぜひ実践してみてください!

ゼロ秒思考
Amazonで赤羽 雄二のゼロ秒思考。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、KindleおよびFire端末、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末でもお楽しみいただけます。

みなさんの課題解決に向けて少しでもに役立つ記事となれば嬉しいです。

ではまた!

”歩いた道こそ武勇伝”

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